心は憂い夕を吐いて

つらつら綴る。

嵐 / 私が大好きな音楽

まず初めに、私はジャニオタではないと思っている。一括りにしないでほしい*1、と言いたいのでは無くて、それを名乗れる程他のジャニーズグループ事情に詳しくないからだ。さらに言えば、嵐のメンバーへの知識も偏りがある。

私の所謂「推し」は大野くん*2であって、彼が所属する嵐だ。他の4人のメンバーも勿論素敵だが、きっと一般的な嵐ファンと比べると知識には乏しいと思う。そのためタイトルにはあくまで「嵐」と書きながら内容が偏りうることは容赦してほしい。

 

目次

  • きっかけ
  • きっかけ
  • 選び抜いた好きすぎる5曲
  • コンサート
  • これから

 

  • きっかけ

嵐を聞き始めたのも、高校生の頃だ*3。入り口は母だ。もっと言えば母がある日突然買ってきたベストアルバムだ*4。当時の私は邦楽ロックを愛していたので、ジャニーズ(鼻で笑う)的なテンションだったのを覚えている。が、それは初めだけ、成る程ベストなだけあってメジャーな曲が多いのだ。聞き馴染みのいい歌はいつしか口ずさむようになり、その後再び母が買ってきた通常のアルバム*5も嬉々としてiPodに取り込んだ。私は単純なのだ。思えばこの時はまだ箱推しだった。

 

更に大野智を推すことになったきっかけを重ねる。よく言う「堕ちた」という感覚はない。そもそも存在を意識したのは、我が家に母が嵐を持ち込んだ確か数ヶ月前と記憶している。彼が主演を務めていたドラマ「魔王」だ。凄く演技の上手い人と思った。特に泣き。始めはこの人もジャニーズの人なんだ、ふーんという程度。ただ嵐の楽曲を聞き始め、聞きやすい伸びやかな歌声をしていること、メインボーカルとしてここぞという箇所の歌唱率が高いことを知った*6。そのくせバライティーになると一転してかなり面白い。字が上手く、描く絵は繊細で、個展を開けば大盛況。大野智と調べると次々出てくる多才さに驚き、感心し、次第に目が離せなくなっていったように思う。

 

  • 選び抜いた好きすぎる5曲

本当に選び抜いた…。あくまで今日の気分で選んだので、明日選んだら絶対違う曲になると思う。

「Under the radar」*7

いきなりカップリング。嵐ファンではない人の読む気力が削がれていくのが想像できる。でも辞めない。この曲の1番の魅力は色気だ。コンサートで踊ってるのを見たくなる*8、電子音多めの曲。歌い出しの大野くんの歌声は安定すぎて惚れ惚れする。主演映画「忍びの国」の主題歌をA面とするシングルに収録されているのだが、カップリングも個性的で聞き飽きないので、嵐ファン以外にもお勧めしたい1枚。

 

「ユメニカケル」*9

またしてもカップリング。ピアノがイントロに流れる、綺麗で透明感がある曲。この曲に関しての私的最高ポイントは大サビ前のソロだ。さらに細かく指定するならコンサートでの生歌ver.だ。『未来へ紡いでゆく思いを』『空へと』と区切られるブレスが絶妙*10

 

「彼方へ」*11

アルバムの収録曲。航空会社のCMとかに使われそうな、爽やかな曲。大野担として推したいのは2番のサビ前。かなり難しい(と思う)フレーズを軽々と飄々と歌ってるのは流石。勿論それも良いんだけど、音源だけではこの曲の良さは完全に説明しきれない。この曲が最高なのはコンサート映像だ。特に5人それぞれが最後にフェイクを歌っている、その映像*12。フェイクを入れるメンバーを他の4人が見ながらわちゃわちゃしてるのが良い。可愛い。嵐らしい*13。嵐らしい嵐を見られる、ファンとしては堪らない曲。

 

「Miles Away」*14

アルバム収録曲。この曲には「under the supervision of Satoshi O.」と注が付く。というのも、このアルバムはメンバーが嵐の曲を1曲プロデュースする。大野くんはこの曲をチョイス。具体的には歌割りを決めたらしい*15。歌割りはかなり細かく、またそれまでの嵐からするとかなり意外な割りだ。相葉くんのファルセット、松潤のフェイク…意外だけどとても良い。まだ知られていないメンバーの持ち味を曲を通して訴えかけているようにも感じる。安定の大宮のフェイクの掛け合いは最高だし、翔くんのハモリは優しい。この曲は一番好きなので、いつか別記事で書くと思う。

 

「Take me faraway」*16

アルバム収録のソロ曲。大サビ前のフレーズが最高。音程の正確さ、声の伸び、しなやかな身体の動き、大野くんの良さがよく分かる曲。しっとりと夜に聞きたい曲。余談だけど、同アルバムのニノのソロ曲*17は、色気が最高なので是非見て欲しい。

 

  • コンサート

ファンクラブに入って10年になる。しかし自名義で今まで当たったことがなかった。知らないうちにブラックリストにでも入っているのかと思うほど*18。やっと活動休止発表後のツアーで自名義が当選した。これまでは友人の同行者枠でコンサートに参加していた。sceneツアーから有難いことに数回。コンサートは物凄く楽しいが、語彙力が馬鹿になるので今思い出して書くのは難しい。つぎのツアーはレポを書きたい。

 

  • これから

嵐がもうすぐ嵐としての活動を休止してしまう。あの発表からもうすぐ3ヶ月。当初はぽっかり穴が空いたような、でもそれを実感できなくて、理解をしようとするとただ涙が出て来るような感じだった。一旦足を止めてしまったとしても、「復活はある」という言葉を信じて待ち続けたい。最推しの大野くんには南の島でゆっくりと釣りを楽しんで欲しいし、心ゆくまで絵を描いて欲しい。そしていつか、どれだけ時が経っても構わないし、気が向いた時だけでもいいから、ふらっと戻ってきてほしい。そう思えるようになったのは本当につい最近だ。まだふとした瞬間に寂しくなって涙腺が緩んでしまうこともあるし、来たるコンサートでは号泣必至だろう。でも嵐が一旦活動を終えるその時までの時間を、大切に楽しみたいと思う。それが嵐ファンで嵐5人を幸せにさせることに繋がり、晴々とした気持ちで大野くんが夏休みを楽しむことにも繋がると信じて*19

 

電車でちまちま描いていたら、前回の投稿からかなり空いてしまった…そして長い。でも楽しかったので、またこのテーマでぼちぼち書こうと思う。

 

最後にとても好きな写真を。

 

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*1:つまり「ジャニオタ」という言葉を否定的に捉えている

*2:普段呼ぶ通りに

*3:自己紹介代わりに記事を書いたらルーツが大体この辺りになってしまう…

*4:All the BEST!1999-2009

*5:Time。良いアルバムだが、時系列的になぜDream"A"liveでなかったかは不明。たぶん母の好みだ

*6:最近の楽曲はそうでもないかもしれない。本当に上から目線だと自分でも思うが、曲によってメインを変えられる程5人ともかなり歌が上手くなった

*7:「つなぐ」2017カップリング

*8:確か未だのはず

*9:「愛を叫べ」2015カップリング

*10:本当にマニアックすぎる

*11:「untitled」2017収録曲

*12:DVDが出ているし、私は現場でも目に焼き付けた

*13:ブルーレイ初回特典に付いている映像で松潤が同じ趣旨のことを発言していて、激しく同意した

*14:「Are You Happy?」2016収録曲

*15:コンサートのパンフレットより

*16:「Dream "A" live」2008収録曲

*17:「Gimmick Game」

*18:当然心当たりはない

*19:Twitterトレンドより