心は憂い夕を吐いて

つらつら綴る。

ライブが音源を超える

最近気付いたことがある。

こんな服を買いたい。と思い描きながらお店を巡る。見つからないまま、季節が終わる。季節が一周する頃、思い描いた通りの服が店頭に並ぶ。

この国に行きたい。とネットで情報を探してみる。観光としてはマイナーなのか、情報が少ない。なぜそんな国に、と友人には怪訝な顔をされたりもする。そんな国がしばらくして、女子に人気の渡航先!!と銘打って大々的に取り上げられる。

私が関心を持つことが、そんな具合に、そう遠くない世の中で話題になることが多い、と気付いたのは最近のことだ。ただの偶然かもしれないし、それだけ私が大衆的な人間なのかもしれない。

数年前、私の好みにドンピシャで刺さったのが米津玄師だ。メロディー、声、映像全てが好みで繰り返し聞いた。下世話な言い方だが、「この人はいつかきっと来る」そう周りに言い続けていた。一方で当時(今ほど)広く知られていない彼の素敵な音楽を、多少の優越感を持って、聴き込むことが幸せだった。

今や「米津玄師」といえば紅白歌合戦にも出場した人気のミュージシャン。好きなアーティストを私に尋ね、「?」となった人も、今なら相槌が打てるだろうし、ブレイク当初「よねづげんし」と呼んだ人もきっともう間違いに気づいているだろう。

当たり前だ。世に広がる、それだけの音楽なのだ。その音楽を、世の中よりも一歩先に、見つけられた自分が少し誇らしい。

今週発売のシングルを大事に、大事に聞いている。彼の10枚目のシングルだ。

常々思っていたことだが、彼のシングルは安すぎる。正確には価値に対して、価格が安すぎるのだ。

特に映像盤。たった1500円の出費であの高倍率で名高いライブ映像が20分弱も見られるとは。見どころが多く、あっという間に見終わってしまう。

個人的にはenの「ごめんね」が最高だ。こんなにも、優しい眼差し/声で歌うのを見ていると、何故かほろりと泣きそうになる。「LOSER」は手を振り上げて乗りたくなるし、「amen」のファルセットは神々しい。

ライブが音源を超えているなと思う瞬間がある。

曲が完成してもなお、甘んじることなく「もっとこうすればいい曲になるんじゃないかと思う」と試行錯誤していたと聞いたことがある。ライブアレンジが音源よりも素敵だと思うのは、その言葉の通り、一度世に放した曲でもきっと彼なりに模索を続けているからなのではないかと思う。

そうしたライブ映像が僅かながらでも収録されている贅沢さ。2000円弱で手に入れられるとはとても信じられない。


オンラインで音楽が簡単に手に入る今の時代、⠀正直CDなんて買う意味はない(意訳)⠀といつか米津さんが話していたことがある。

ある面では確かにそうだよなあと思う。私も最近は実際ダウンロードで済ませることも多い。⠀


ただそういう考えが根にあるからか、彼のCDには手元に音源を置いておける、本来の「物」としてのCDの価値だけに留まらない、高い付加価値を感じる。⠀


映像を繰り返し見たり、しばらく手触りを確かめたり、部屋に飾ったり…。それが新譜が出たらすぐに手にしたいと思う理由だ。

そしてこの新譜を聞きながら想像する。いつかライブで披露される時、どう音源を超えるのか。

馬と鹿

馬と鹿

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥250

でしょましょ

でしょましょ

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥250

海の幽霊

海の幽霊

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥250

 

結婚式ではFlowerwallを流してほしい。私はしない。

久しぶりのお題。というか久しぶりの記事。

 

「わたしの好きな歌」というお題に思い浮かぶのは米津玄師さんのFlowerwallだ。

 

Flowerwall

Flowerwall

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥250

 

この曲がぴったり合うと思うシチュエーションは結婚式だ。安易かもしれないが、私は曲中の「僕ら」を恋人たちと捉えていて、結婚という人生の節目を前に決意を新たにする二人がイメージされる。温かくて穏やかな気分になる曲調も、個人的にはおめでたい席に合っているような気もする。

 

ただ、私は結婚式をしたくない。

まずはお金の問題。人生のたった1日、そのためだけに多額のお金を費やす気持ちになれない。その1日こそ、と言う人がいるのも理解はしている。でもだってその後も人生は続いていくのに。重ねて言えば、そうした意味で、もしも「コト」にお金を掛けるとしたら、私はそのお金で旅行に行きたい。

次に手間の問題。物ぐさな私からすると、式場探しから諸々の手配に至るまで、考えただけで全てが面倒だ。お金を掛けた上にそんな面倒を背負い込むことに納得出来ない。手間を掛けても頑張ろう!と思えるモチベーションもない。

最後に気持ちの問題。人生の諸先輩方には「私も嫌だったけど、実際挙式して良かったよ」と言われることもある。だが、注目されるのが苦手だった私にとっては、兼ねてから避けて通りたいと思っていたイベントだ。「嫌だったけど」。自分の気持ちを無視してまで、することなのか。大して美人でもない私が着飾った姿は、わざわざ人様を休日に呼んでまで(しかも多くの場合ご祝儀まで頂いて)見てもらうようなものでもない。

 

もっともこれは個人的な、私の私による結婚式への思いであり、他人の行動にケチをつけるものではない。ただ、結婚式願望の強い友人を相手にこんな胸中を明かすのは、流石の私でも憚られた。こういう時にブログがあると良いと思う。周りは「結婚式したい!」みたいな子ばかりなんだけど、女性で私のような考えを持つ人っていないのかな…

 

実際、友人の結婚式に呼ばれるのは嬉しいし、お金や時間の無駄とも思わない。人生の思い出に残るその日に、少なくとも「ぜひ来てほしい」と思い浮かべてもらえたことは有難いし、いつもよりも幸せそうな友人を見ると涙が出るほど感動する。本当に。

 

私の好きな歌「Flowerwall」は、きっと最高な1日をより鮮やかに彩るであろう曲だ。私は華やかな結婚式はしないけど、友人の式でもしも流れたら泣いてしまうかもしれない*1

 

今週のお題「わたしの好きな歌」

*1:友人の式に参列するたびに思うこと。私自身、入籍を控えた今、両親には申し訳ないなと。親子関係は悪くないので、娘の晴れ姿を見るのってきっと嬉しいはずだ。身内だけでいい、簡素な神社婚でいい、だから結婚式だけは挙げてほしい、という折衷案には頷かざるを得ないかなと思ってはいるところだ。

考えること

考えなくてはいけないことがある。が、それを調べるためにスマホを手にするとSNSをダラダラと見てしまう。そこまで緊急性がないので、やる気が起こらないのだ。考えておきたいのに、いつか考えなくてはいけないことさえ忘れてしまいそう。せっかくブログを立ち上げたので(しかし特に見ている人はいないだろう)、一応「書物」として私の目に止まるようメモを残したい。

 

  • 結婚式

身内だけ呼べれば良い。来年の春あたり。さくっと終わる神社挙式を検討。式だけでは味気ないので、食事会も手配する。

 

  • 顔合わせ

来月の顔合わせ。母からリクエストのあったプロフィールカードをどのように作るのか。

 

  • 結婚指輪

工房で手作りしたい。山梨の工房が気になっているが、ここからは遠すぎるので近場で一旦検討。

 

  • 保険

そろそろ入っておきたい。出来れば貯蓄性の高いもの。

 

  • 旅行

ウズベキスタンに行きたい。一人で行きたいが、私よりも周りが心配しているので一人旅ツアーで。都合のいいツアーがあるか調べる。

 

  • 資格

11月に試験を受けるかどうか。今年度、来年度対応の問題集は7月に発売されるかもしれない。

地中美術館 / もう一度行きたい場所

久しぶりにお題を。

 

挙げるとすれば地中美術館だ。瀬戸内海に浮かぶ島の一つ、直島にある。

 

benesse-artsite.jp

 

  • 1回目

初めて直島に行ったのは2年前の1月。旅行当日に決めた弾丸一人旅行の行き先だった。だが実はそもそも、私の当初の行き先は直島ではなかった。悪天候の為、搭乗予定の便が欠航になることが当日の朝判明したのである。国際線のチェックインに間に合わせるため、前日から空港のホテルに泊まり、出国する準備万端だった私は途方に暮れた*1。パスポートもある。冬服も夏服もある。正直何処にでも行けただろうと今なら思う。だが落ち込む気分を持ち直し(これに一番時間が掛かった)、フライトをキャンセル、個人手配していた諸々の予約のキャンセルを電話やメールで*2済ませた時には目ぼしい国際便はもう出てしまっていた。そんなこんなでやけくそで選んだのが直島だ。私は当日に行き先を決める自由度が高い旅行よりは、どちらかといえば綿密に計画を練った旅程を、その予定の通りに楽しみたい性格だ。そんな私が衝動的に飛行機に飛び乗るのだから、余程やけくそだったのだ*3。ともあれ、こうして地中美術館豊島美術館を中心に、瀬戸内のアートを巡る旅行を始めた。

結果、やはり地中美術館豊島美術館*4は圧巻だった。1月の、大雪の降る平日。そんな日にわざわざ島に来る観光客は少ないようで、美術館も人が疎らだった。モネやタレル作品を独り占めできる瞬間があった*5。あの柔らかい真っさらな空間でモネと1対1で向かい合う贅沢。

カフェからの景色も記憶に残っている。降り頻る大雪と瀬戸内海。海は天候が変わりやすいのか、5分もすると端からすっかり晴れ渡り、海に日が差す様が美しかった。次に来るときには大切な人と見たいなと思う景色だった。

 

  • 2回目

2回目は昨年の9月。前回が弾丸であまり下調べをしていなかったこともあり、だいぶ、調べた。地中美術館は完全予約制になっていた。前回の訪問の後、改めて調べていくなかで、何としても参加したいと思っていたのが、金曜に開催されるナイトプログラムだ。夕方にチケットを取り、閉館前に美術館を楽しんだ*6

夕方の美術館は前回ほどではないものの、昼間の島が人で賑わう様子を思うと比較的人が少ないように思えた。自然光を取り入れた夕方のモネ室は薄暗かった。晩年のモネは目を患っていたともいうし、ほんのりと暗いのがしっくり来るような気もした。

ナイトプログラムまでの間に再びカフェに寄った。暑い中、1日歩き回ったので瀬戸内レモンティーが体に染み渡った。開かれた景色はやはり夏とは違い、海がキラキラと光っていた。船が左から右へ、横切っていくのを眺めているうちに少しずつ日が暮れ始めた。

そして18時の閉館になり、暗く静まり返った美術館を歩いた。開館中に見たタレルの「オープン・スカイ」を眺めるのがナイトプログラム。作品から開かれた空が、日没とともに群青から黒、そして真っ黒に変化する。そうしてそれ以上夜の色が変わらないことを前提に、今度は照明が変化していくのだ。真っ黒だった空が照明によって色が変わるように見えるのが面白かった。やがて目が慣れてくると、切り取られた空も全く変化が無いわけではないことにも気付く。風に雲が流されていったり、鳥が横切ったり、遠くで雷が光ったのか僅かに空が明るくなったり*7。言葉ではうまく説明が出来ないが、本当に素晴らしかった。前回は特に印象が無かったこの作品への見方がガラリと変わった。

 

社会人になると、例えば私の職業では、旅行をしずらい。そうなるとまとまった休みが取れた時の行先選びには慎重になる。そんな事情があって、同じ土地を訪れることは、これまであまりなかったと思う。限られた時間に知った土地を訪れるのは、なんとなくもったいないような気がして。でも直島は、地中美術館は何度でも行きたくなる場所だ。行くたびに島や作品の印象が変わる。当然、それらが変化する訳ではないので、私の中の何が変わっているということなのだろう。あの空間でそのことに気づくと、心が洗われるような気分になるのだ。今度はあの作品に、あの景色に何を感じるのか、それを知りたい。そうした思いが、また私を直島へ連れていくのかもしれない。

 

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お題「もう一度行きたい場所」

*1:実はカンボジアに行く予定だった。大寒波に伴う大雪の影響で搭乗する飛行機が日本に到着しなかったらしい。元々キツめの旅程だったのでキャンセルせざるを得なかった

*2:慣れない英語で

*3:それでも全く無計画では落ち着かないので、行き先を決めてすぐ、直島内のゲストハウスを抑えに掛かっている

*4:豊島美術館もかなり好きなので別記事でいつか書くと思う

*5:正確には、もちろん学芸員さんがいる。ちなみにウォルター・デ・マリアは残念ながら全く独り占めは出来なかった

*6:直島に範囲を広げると、前回は予約を取っていなかった家プロジェクト「きんざ」も2回目に必ず訪れようと決めていた

*7:2回目の訪問も比較的悪天候だった

嵐 Miles away の歌割りを書き出してみた

歌割りの見方

相葉くん松潤ニノ大野くん翔くん

※誰がどこを歌っているのか分かるよう、色付きで表示した。

 

パートの表示は下記の通り。

主…主旋律

上…上ハモ(分かれば)

下…下ハモ(分かれば)

フ…フェイク

裏…裏メロディ

数…フレーズorフェイクの重なる順番

 

※個人的見解です※

 

Miles away / 嵐

 

遥か未来へのDreamer (ーーーー)

走り出した日のBeliever(ーーーー)
はじまりを祝うFreedom(ーーーー)

確かに聞こえるほら(ーーーー)
生命の音 刻もうよ もっと(ーー)
君へ送るEndless beat(ーー)

巡り巡るSeason(ーー)

 

諦めないYesterdayと(ーーーー)

選んできたEverydayを(ーーー)
繋ぎ合わせたTomorrow(ーー)

風は未来(ーーーー)

へと吹いて(ーー)
エピソード 紡ごうよ もっと(ーー)
手に愛を持って(ーーーー)

漕ぎ出すWith you(ーーーー)

 

明日へのPromises(ーーー)

繰り返してくMy life(ーーー)
それぞれのOne way(ーーー)

生まれてゆくMy story(ーーー)
たとえMiles away()

いいさFaraway()
放たれた光の果て(ーーー)

共にSailing days(ーー)

 

重なるフレーズ…(2546)

幾千の夢(ーーーー)

 

間奏(ーーーー)

 

風が歌うメロディーを()

空に響くハーモニーを()
僕らは感じるJoyful()

時に流す涙を()
何重奏も 奏でよう もっと(ーー)
永遠を祈って(ーー)

All my love is you(ーー)

 

君へのPromises()

時を越えてくMy wish()
このままOn your way()

喜び描くStory()
今日にSay good night()

願うMorning light()
まだ知らないその先へ()

行こうSailing days()


夢のほうへ…(-)
届くまで…(-)

重なるフレーズ…(--2-)

夢のほうへ…(--)

届くまで…(---)

 

コーラス(---)×4

コーラス(--)※以下リフレイン

 

重なるフレーズ…(2413---)

 

遥か未来への Dreamer(---)

走り出した日の Believer(---)
はじまりを祝う Freedom(---)

巡り会うための Promise(---)
繰り返してゆく My life(---)

 

 

…というわけで歌割りを付けてみた。けどいやー難しい!!あくまで私の耳と映像による個人的な見解&自己満足な覚えなので、間違いは多々あるだろう。そのうち気付いたら直そうと思う。

 

こうして起こしながら何度も聞いて、

・相葉くんは相変わらず声が優しいんだけど、フェイクではそれが更に際立ってて、大野くんやニノのそれともまた違って素敵なこと

松潤の下ハモの縁の下の力持ち感は相変わらず凄いんだけど、裏メロの声のバランスが絶妙で、もっと彼にメロディを…!ってなること

・ニノのフェイクは相変わらず突き抜けるように響くんだけど、終始徹している上ハモの繊細さにも目を惹かれること

・大野くんのメロとフェイクの安定感は相変わらず抜群だけど、メンバーのメロディを包むファルセットが柔らかく優しすぎること

・翔くんの下ハモは相変わらずよい仕事をしてるんだけど(特に終盤)、遠くに声を飛ばそうとしてる高音域の声が心地よく響くこと

…なんて書き切れないんだけど、いつもの歌割りだったら、あんまり聞くことが出来ないような、でもこんな素敵なところもあるんだ!って思えるところが個々に沢山ある曲だなと改めて思った。

 

誰よりもメンバーに近く、だからこそメンバーの魅力を知り尽くしている、大野くんが考えた歌割りだからこそ、そう思えるのかな。やっぱりあなたは最高です!ありがとう!!

 

私の密かな願いはMiles awayが地上波でフルで歌われる日が来ることだ。この声の重なりを、アルバムツアーで披露しただけで終えているのでは、そしてDVDの中だけに収めているでは、本当に勿体無いと思う。特に最期のハミング。

歌って激しく踊る、かっこいい嵐は勿論大好きだ。だけど彼らの人柄が滲み出たような、こうした優しい曲をやっぱりどこまでも優しく歌い上げる、そんな嵐も見たいなと思う。

欲しいもの

10連休のゴールデンウィークを終え、動き出す日常を残念に思う一方で、ホッとしている*1。仕事柄、お盆はないので、次の連休はお正月だ。そして昔からこうして数日休みを与えられると、なぜか止まらなくなるのは物欲*2。例によって、この10連休にネットを眺め続け、新たに加わった、あるいはさらに欲しくなったものがある。いつもはスクラップ代わりにスマホでスクショして撮り貯めておくのだが、せっかくブログを始めたことだし、カテゴライズして後々見られるようにしたい。

 

 

  • J-Scent香水

少し前にネットでバズっていた。個人的に気になるのは柚子。こういう香水とかコロンとかって、いつも使いきれないのだけど、次々欲しくなってしまう。周りに取り扱い店舗がなくて諦めていたけど、近々都会に行く用事があるのでチェックしたい*3。多分買っちゃうだろうな…

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ジェイセント [J-SCENT] | HOME

 

  • David Howell社ブックマーク

「世界一美しいブックマーク」とも言われるそう。某百貨店でウインドウショッピングをしている時に偶然見つけた。元々、旅先*4では栞を記念に買うことにしているんだけど、確かになかなか見かけない美しさ。コレクター欲を刺激される。どれもとても精巧に作られていて、これを挟むことが読書のモチベーションにもなりそう。かなり種類があるようなので、好みで取捨選択するにしても、なかなか沼は深そうである。

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Bookmarks / David Howell & Company / Product Design Museum Gifts

 

  • ガラスペン

昨年末からガラスペンや万年筆にハマっている*5。どちらも落書きするには楽しいが、個人的な好みとしてはガラスペンだ*6。いわゆるデッドストックが放出されている、アンティークなものを熱心に探している。新しく生産されることは基本的にはないはずなので、現物はオークションでもかなり高騰していてる。そんな訳で見つけても買えないことがほとんどなのだが、アオイガラスペン、梅花ガラスペン*7はなんとか手に入れることができた。出来ればあとは佐瀬工業所の平和萬年筆、黒猫文具製作所名義*8のガラスペンが欲しい。オークションで見かけたヤタガラスペンもカッコいい。ネットで購入するには味気ないし、いつか店先で出会えたらと思い、骨董市やアンティークショップを覗いているがまだ巡り会えていない。リンクは最近気になる雑貨屋さん。

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ガラスペン | 海福雑貨

 

  • ルース

これも今年の初め頃からの趣味だが、石を集めるようになった。原石も好きだが、磨かれたルースをうっとり眺めるのが幸せ。春先にミネラルフェスタにも顔を出してみたが、綺麗と思うもの程、やっぱり高い。覗いたら最後、深い沼から抜け出せない予感しかしない…。いつかとっておきのルースをオーダーでリングにしてもらうのが夢だ。なかでも最近熱いのは氷翡翠。とろんとした見た目が堪らない…。私の大好きな豊島美術館の、あの水滴のつるんとした感じも思い出す。例えばこんなの。リンクの指輪も気になるんだよな…。

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氷翡翠 のおすすめ人気通販|Creema(クリーマ) ハンドメイド・手作り・クラフト作品の販売サイト

 

海外旅行が好きで、数年前からこのノートを携えて旅に出たいとは思っている。でもインスタのハッシュタグで見られるようなお洒落なまとめ方は出来ないので躊躇っている。そもそもノートを最後まで使うことが無いんだよな…革の経年変化を楽しむことに大分ときめいているけど、せっかく買って使わずじまいでは悲しいので手を出せていない。

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TRAVELER'S notebook Starter kit Regular Size / トラベラーズノート レギュラー | TRAVELER'S COMPANY

 

こうして書いてみるとやっぱり欲しくなるものばかり。基本的に欲求の塊なので、このテーマで度々書くことになりそう。

*1:本当に脳が溶けるんじゃないかと思うほどダラダラしていたので

*2:普段仕事をしている時間にネットサーフィンをして、掻き立てられるようだ

*3:田舎に住んでいるので

*4:海外に限る

*5:と同時にインク沼にも浸かりかけている

*6:気分によってインクをすぐ変えられるのがいい

*7:メーカー不明

*8:ネコ好きなので。情報数は少ない。

好きなMV5本 / 4月

夜な夜なYouTubeでMVを見ている。が、上限を決めないとダラダラ見続けて眠れなくなってしまうので、一晩に5曲までと決めている。結果として自然と再生回数が多くなるのは、何度でも見たいと思えるような、厳選されたお気に入りの曲だ。私の嗜好の変化か、季節柄か、新曲の登場か、大体1ヶ月程で曲の入れ替えが起こることが多く、それを記録していくのも面白そうなのでやってみる。人に紹介するつもりで曲順も考えたりしている*1

 

  • 「TEENAGE RIOT」/ 米津玄師
  • 「絶対絶命」/ Cö shu Nie
  • 「HALF」/ 女王蜂
  • 「だから僕は音楽を辞めた」/ ヨルシカ
  • 「白日」/ King Gnu

 

  • 「TEENAGE RIOT」/ 米津玄師

いわゆるエモいロックナンバー。この原曲を中学生の時に作っているなんて信じられない。当時の米津さんの才能は勿論だが、今聞いても新しいメロディに脱帽する。「Flamingo」みたいな癖ある曲を作る米津さんが、"ほらみんな、こういうの好きでしょ"とS気たっぷりに言ってるような気がする*2。私はちょろいので、モノクロで荒ぶる米津さんが案の定めちゃくちゃ性癖に刺さる。

米津玄師 MV「TEENAGE RIOT」 - YouTube

TEENAGE RIOT

TEENAGE RIOT

  • 米津玄師
  • J-Pop
  • ¥250

 

 

  • 「絶対絶命」/ Cö shu Nie

先日ライブに行ったばかり。アニメは詳しくないが、MVの世界観が似ているらしい。このバンドは「supercell」がYouTubeで公開されていた頃から気になっていた。ボーカルもドラムもえげつないが*3、個人的に特に聞いてほしいのはベース。この曲は冒頭がベースソロだが、物凄く格好良い。高い技術と切ないメロディに圧倒されて、あっという間に1曲が終わる。白を基調としたMVは、汚れない感じがするけど、それ故にどこか残酷な感じがとてもよい。

Cö shu Nie – 絶体絶命 (Official Video) / “約束のネバーランド” ED - YouTube

絶体絶命

絶体絶命

  • Cö shu Nie
  • ロック
  • ¥250

 

  • 「HALF」/ 女王蜂

Cö shu Nieもそうだが、このバンドも東京喰種のテーマ曲に抜擢された。石田スイ先生と趣味が合うのかもしれない…この曲はとにかくアヴちゃんが男すぎて格好良い。女王蜂はメンバー全員に個性があり、曲もそのまま癖が強い。好き嫌いはあるのかもしれないと思う。私は見事にハマり、一通り中毒的に聞いた。ここからさらに有名になってほしい。

女王蜂 『HALF』Official MV - YouTube

HALF

HALF

  • 女王蜂
  • ロック
  • ¥250

 

  • 「だから僕は音楽を辞めた」/ ヨルシカ

ヨルシカはちょうど去年の今頃くらいに知った。まだ1年程と、ファン歴は浅いものの、好きの深度は深い*4。透明感のあるボーカルと綺麗な音楽。ヨルシカの音楽の特徴はこの辺りが共通項だと思っているが、この曲はそれに加えて人間的な感情が強く読み取れるところが好きだ。夏に発売予定のアルバムは、今月発売されたアルバム(この曲が収録されている)とコンセプト続きらしい。ヨルシカのYouTubeのコメント欄は優秀な考察勢が多い。その辺りを踏まえ、純粋に音楽を聞くだけではなく、あれこれ考えながら聞くのも楽しみだ。

ヨルシカ - だから僕は音楽を辞めた (MUSIC VIDEO) - YouTube

だから僕は音楽を辞めた

だから僕は音楽を辞めた

  • ヨルシカ
  • ロック
  • ¥200

 

アルバム「Tokyo Rendez-Vous」から追えているバンド。彼らの音楽から、ボーカル井口さんに興味が移ったりしつつ*5、バズったのを嬉しく眺めている。この曲の真っ白な感じが好きだ。でも曲中で語られる内容は決して明るくはなくて、「戻れない」現実に唯々直面させられる。悲しいけれど、だからなのか、美しい曲と感じる。

King Gnu - 白日 - YouTube

 

ゴールデンウィークは仕事が休みなので、ブログの更新が捗る。このテーマはなかなか楽しかったので気が向けば月ごとに更新するかもしれない。

*1:と文字に打つと恥ずかしいな

*2:悪意はない個人的な感想。それだけ振り幅があると言いたい

*3:スリーピース

*4:私比

*5:大分クレイジーな感じ。嫌いではない、むしろ好き